作り方

大助くんカスタム Step9『ボディの縫いあわせ』

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最近では"ぬい撮り"などで再びモンチッチがちょっとしたブームにもなっております。

もちろんそのままでも抜群のかわいさなのですが、世界に二人といないオリジナルの子がいたら、ちょっと自慢になっちゃいますよね。

えむりん工房としてはそんなお着替え(カスタム)のお手伝いをさせていただいておりますが、「自分でも挑戦してみたい!」という方も多いのではないでしょうか?

という訳でそんなモンチッチ・大助くんのカスタム方法を完成までの部分別シリーズで紹介していきたいと思います。

今回は『Step9.ボディの縫いあわせ』です。

それでは早速見ていきましょう!

前回を振り返る
大助くんカスタム Step8『新しい体の準備』

最近では"ぬい撮り"などで再びモンチッチがちょっとしたブームにもなっております。 もちろんそのままでも抜群のかわいさなのですが、世界に二人といないオリジナルの子がいたら、ちょっと自慢になっちゃいますよ ...

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まずは準備するもの

今回の作業で使用するものを上げておきます。

  • Step8で裁断したボディ
  • 糸(細口)
  • 裁縫針
  • ハサミ

以上になりますが、基本的な裁縫セットがあれば十分です。

作業前に確認しておきましょう!

今回は手縫い仕上げ

今回の記事内では手縫い仕上げでの内容になります。

細かな部品を縫い上げるため、手縫いの方が若干縫い目が硬くならずに自然な仕上がりになる感じがするため、私自身もほぼ手縫いで行っています。

順序やポイント等の記事内容同じですので、ミシンが得意な方はもちろんミシンで仕上げてくださいね♪

ヘッドのダーツ

まずはヘッドの左右ダーツ部分を縫いあわせていきましょう。

ダーツとは縫い上がった時に曲線になる様、あらかじめV字型に切り抜いた場所です。

重大ポイント

ここで今回の縫いあわせ全般に共通する注意点なのですが、写真のように毛を縫い口の内側に全て入れてから縫っていきます。

これをする事で縫い上がり時に縫い目がしっかり毛で隠れて見えなくなるようになります。

手縫いの場合、"半返し縫い"でしっかり縫っていきましょう。

基本的にはこの先半返し縫いで進めていってください。

無事に縫えたでしょうか?

しっかり毛を内側にしまい込んで縫うと、写真のように縫い目が隠れるようになっているはずです。

しっぽ

引き続きしっぽを縫っていきます。

毛の流れを見ると毛先が流れている方向がしっぽの先端になり、反対が付け根になります。

付け根の方から縫っていくのですが、その後裏返しにするため先端部分の切り口はまだ縫わないようにしましょう。

ここまで縫ってしまうと裏返しが大変になってしまいます。

しっぽの縫いあわせ

では早速縫っていきます。

ここでも毛を内側に入れて縫う事を意識しましょう。

表返し

縫い終わったら表面に返していきます。

細いので裏返すのが大変ですが、先の尖っていないもので押し出しながら少しづつ進めてください。

ちなみに私の場合は筆の柄で押し出しています。

先端の縫いあわせ

表に返したら先程縫わなかった先端部分を縫って閉じていきます。

ここは"ぐし縫い"で閉じていきましょう。

しっぽの完成です!

しっぽの取り付け

しっぽができたら後ろボディに取り付けをしていきます。

後ろボディに先程縫ったしっぽを差し込みます。

ここで注意点ですが、しっぽの縫い目が下になるように差し込んで取り付けましょう。

ここも"半返し縫い"でしっかり縫っていきましょう。

しっぽが付きました!!

後ろボディのダーツ

今度は後ろボディのダーツ部分を縫っていきます。

ここは最初に縫ったヘッドのダーツ同様になります。

無事に縫えました!

表面から見るとこんな感じですね。

このダーツを入れたおかげで大助くんはお尻の丸みが出て、座りが良くなるのですね。

次は肩の部分を縫っていきます。

ここで前後のボディが1つになるわけですね。

まずは後ろボディと前ボディを写真のように合わせます。

肩の部分も破れやすいので"2本どり"でしっかり縫っていきましょう。

表に返すとこんな感じですね。

1つになった前後ボディに肩を付けていきます。

ここも毛の流れを注意して、毛先が流れる方向が手首側になるようにしましょう。

肩の縫い目と腕のセンターを合わせて配置し、縫っていきます。

両腕共同じように縫ってくださいね。

両腕が付きました!

腕〜ボディのサイド

次に腕からボディのサイドにかけて縫っていきます。

写真の矢印の順で進めていきます。

まずは腕だけを今までと同調に脇の下の所まで縫い進めましょう。

そのまま最後まで縫ってしまいたいところですが、ボディのサイドを縫い合わせる前に、やっておくべき事があります。

後ろボディはダーツを取った分、前ボディより若干短いのでそのまま進めてしまうと最後に足の長さが合わなくなってしまうのです。

そこで、あらかじめ足の先端を"まち針"で固定し、その間(ボディのサイド)のカーブの長さを合わせて縫い付ける必要があります。

こんな感じで前後ボディのサイドの長さを合わせましょう。

うまくできたでしょうか?

股下

引き続きそのまま股下を縫っていきましょう。

お股の中心部分は足を動かしたり破れやすいところですので特に細かく縫ってくださいね。

縫い終えたら表に返してみましょう。

ボディパーツの完成です!!

ヘッド

次にヘッドの頭頂部部分を縫っていきます。

生地をこのように合わせて上の大きなカーブを縫っていきます。

あと一息ですので頑張りましょう!!

こんな感じにできたでしょうか?

できたら表に返してみましょう。

これでヘッドパーツの完成です!!

ヘッドとボディの縫いあわせ

さて、いよいよ仕上げです。

完成したヘッドとボディを縫い合わせるだけです!

後ろボディの中心とヘッドの中心を写真のように合わせて縫いましょう。

完成!!

ついに完成しました!

もう既に大助くんを感じますねw

ここまで来ればもう本当の完成まであと少しです。

早く生まれ変わった大助くんに会いたいなぁ〜。

Step9 ボディの縫いあわせ まとめ動画

写真と文章ではなかなか伝わりづらい点があるので動画にまとめてみました。

では次回はStep10.『ボディの組み立て』を紹介したいと思います。

では、またね〜♪

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大助くんカスタム Step10『手足の組み立て』

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  • この記事を書いた人
えむりん

えむりん

ぬいぐるみ(主にモンチッチや大助くん)をカスタムしています。 かわいいぬいぐるみや昭和レトロな雑貨が大好きです。 カスタム方法などみなさんと共有したいと思います。 ぬいぐるみ好きさん、気軽に見てコメントいただけたら嬉しいです。

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